人工肛門はストーマともいいます

今回はストーマについて書こうと思います。

人工肛門にだけはなりたくない!

と思う方がほとんどだと思います。私もそうでしたし入院中に知り合った同じ境遇の方も嫌そうにしていました。

ですが退院して生活をしてみてストーマに対する感覚が変わりました。

むしろ便利!!とすら思い、「一時的につくるからいずれ戻す」予定でしたが少し考えた末

先生に「戻さなくてこのままでお願いします!」と伝えました…それはなぜかというと

1 便秘で下剤を飲まないといけないサイクルから解放された

2 私の癌は直腸なので、癌を取ったあと直腸が無くなることによって超絶頻便になるらしく、我慢も出来ないため、しばらくはしょっちゅうトイレへ行かないといけなくなる。と聞いた

3 内田春菊さんの「がんまんが」を読んだとき、作中に出てくる先生が「僕も造りたいくらいですよ」的なことを言ったこと。

4 介護士の友人が、「全然平気だよ!介護する方としてもストーマの人は助かるよー」と言ってくれたこと。

この4つがとても大きいです。

癌が直腸じゃなくて他の腸にできていたら、もちろん元に戻すお願いをしたと思いますが、周りの人達のおかげもあってそこまで不便と思わずにいられています。

あ、セックスもしました(笑)

私の場合は一緒にお風呂は入らず、キャミソールでストーマが見えないようにしてシてました。(最近は性欲なし。それもまた書きます)

上に人が乗っても痛くないですよ!!

というわけでストーマは悪いことばかりではなく、救世主だったりもしますm(_ _)m

私が癌発覚から2年経ってもこうして元気にいられるのはストーマがあるからというのも一理あると思います。ピンクの下剤を飲まなくて良いのはとても嬉しい!!

いよいよ人工肛門とご対面(ฅωฅ*)

そろそろ退院の日が近づいてきた頃、

人工肛門のパウチの交換の仕方を看護師さんに教わりました。初めて目の当たりにしたソレはぶよぶよ浮腫んでいて見た目は、キレイなピンク色の……何に例えていいか思いつきませんが、とにかく腸!

自分のお腹の中の内臓である腸を初めて見ました。

案外グロくもなく、あんなに人工肛門にはなりたくないと昔から思ってたくらい嫌だったのに

実際なってみたら「まあ仕方ないか」こういう運命なんだなーとすんなり受け入れました。

どっちにしてもなってしまったからには受け入れるのも早い方がいいという気持ちもあったかもしれません。

だけど同時に色んな事を諦めなければいけないんだ。とも思いました。

(これは私の考えた諦めなければと思ったものなので個人の自由ですが)

温泉

人に裸を見せること(お医者さん達以外にはムリ!)

この2つがすぐに思いつきました。

それと同時に「まあいいや」とも(笑)

パウチの交換は以外とイケそうで、1度教わったらなんとかやってけそうな気がしました。

そして腸には痛覚がない為、触っても何にも感じません。それにもホッとしました。いちいち痛かったら生活に支障がかなりありそうです。

一時的な人工肛門だし、まあいいや!

その頃には元気に(というか暇で)売店行きまくりの病院生活でした。

そんなこんなで退院の日を迎えます。

いよいよ手術の日!!

こうなったら待ちに待ったと言っても過言ではない手術の日がやってきました。

看護師さんに聞いたら鎖骨の下のポート30分、人工肛門30分くらいだと思うと教えてくれました。

手術着に着替えていざ!

看護師さんと、親と一緒に手術室まで歩いていきました。

名前などの確認をして手術室の中へ…ドラマみたいな光景でてきぱきと看護師さんが動いています。

手術台に上り、まずは背中をエビの用に丸くして横向きになります。麻酔の先生が硬膜外麻酔をしてくれました。

あっという間にそれは終わり、言われるままに仰向けになると酸素マスク???麻酔のマスクなのかな?が口の上に来て、「麻酔の注射入ります」と腕から麻酔が入ってきました。

………と思ったら名前を呼ばれたので「あれ?何かあったのかな」と思って返事をしたら「手術終わりましたよ」と言われました。

麻酔ってそういうものなんだ!!

なんていうか、時間を切り取ったかのような感覚でおもしろい。感動しました。

病室に運ばれたら両親がいてくれました。

私は何か話さなきゃと思うけど話すと吐いてしまいそうな感覚になり、うまく話せませんでした。でもしばらく経って夜には友達にLINEできるくらいになりました!

その日は酸素マスクとか血栓防止のタイツとか尿道の管が付いていましたが翌日には外してもらえて、歩くこともできました!

思ったよりどこも痛くない!硬膜外麻酔のおかげなんだと思いました。

そんな感じで人生初の手術を経験しました。

最初の入院は、とにかく何も食べちゃいけないのとイレウス管が辛かった……手術終わってからは順調で念願のご飯も最初は重湯からでしたがめちゃくちゃ嬉しくて、それと同時にカラダも回復してる実感もあり、1日が過ぎるということに意味のある日々でした。

2018年3月初めての入院

忘れもしない3月19日初めて入院というものをしました。

初日から腕に点滴、お尻にイレウス管という状態になりました。

イレウス管を入れる時、内視鏡をする予定だったけど「あー全然カメラ入っていかないや…」と先生が言っていました。モニターに写っているものは恐くて直視しませんでした。

その処置自体は痛くなかったです。

が、それから10日間、イレウス管が入っている状態がとても違和感で嫌で嫌でたまりませんでした。

むなしいし…

それから手術までの間、入院に慣れてきて、先生や看護師さん達の凄さやありがたさが身に染みました。

そしてこの絶食&イレウス管状態から早く抜けたい!とにかく何か食べたい!!と手術の日が待ち遠しく感じるようになりました。食べれる様になったら用に売店でお菓子を買っては親に没収されたりしました

手術をした後も4日間は絶食だとこの時は知らずに(笑)

私は当時39歳のバツイチで出産経験は無い女!

色んなホントのことを書いていきます。

体験談としてできるだけリアルに残していきたいと思って始めたブログなので…

(文章下手くそですが慣れていけるといいな…)

そういえば当時、謎の不正出血もありました。生理は2年くらい?無く、変だなと思うより「生理なくて便利な体!」と楽観してました。

そしてセフレが何人かいましたが「締まりがいい」とか「2段階くらいで中が締め付けてくる」というような事を言われるようになり、「え♡そうなの?腹筋してるからかなぁ」と調子に乗ってました(超絶恥ず…)元々そんな事言われなかったので、鍛えた成果がでてきたな☆と。

ですが2018年3月の時に全てが納得というか勘違いだという現実を知りました

腹筋の成果も多少はあったとして((笑))

実のところ、その締まりとは…膣と皮1枚?みたいな感じで隣にある直腸にできた癌が、どんどん大きくなって膣を狭くしていたというカラクリでした。

謎の不正出血は「調子に乗るなよ」というカラダからのサインだったのかもしれません、それにお腹が張りだしてからは経験したことのない性交痛もありました。

すごく痛くてセックスすることが苦痛になっていました。

それも検査の結果、直腸癌は肛門から約10センチくらいのところにあり、癌が膣壁に浸潤して膣からも顔を出してる。ということが判明しました。

マジで調子に乗ってバカみたい!

バチが当たったと思いました。

直腸癌はリンパや肝臓に転移しててステージは4!!

思い出しながらつらつらと書いていきます…

さかのぼると、発覚する3年くらい前の健康診断で便潜血があり大腸内視鏡検査を受けるようにと言われたものの、めんどくさいから(痔でしょ)と無視していました。

私はもともと下剤を2日に1度飲んで出す。というサイクルで高校生の時から生活してきました。

が、ある日急に下剤が効かなくなりました。今までと同じことをしてるのに…まあこんなこともあるかと下剤の量を増やしました。。。なのに効かない。

それが発覚する1年くらい前で、その頃からお腹が張ってとても辛い思いをするようになりました。お腹が張るというと大したことなさそうですが、今まで経験した事の無い張り方で部屋の中で床に正座してうずくまったまま動けずに1日経っていたこともあったかもしれません。正直その頃の事はよく覚えていないです。

あとご飯食べた後なんの前触れもなくいきなり吐いてしまったり…なんでか知らないけど少し動くだけですごい息切れ動悸が激しかったり、買い物してもレジ待ちで立っていられなくなったりしてました。

疲れてるんだろう寝不足だろうと思ってました。

お腹が張るのが辛くて消化器内科に行き、血液検査をしたら重度の貧血で、すぐに大きな病院で検査をした方がいいと言われました。

なんか…そしたら大腸内視鏡も受けた方がいいんだろうなと感じ、近くの病院に予約をしました。

そして大腸内視鏡検査当日…事前に受け取っていた検査前用の下剤を指示通りに飲んだんですが全く効かず、病院へ行きました。

よく大腸内視鏡検査をした人からあの下剤はすごい。みたいなウワサの下剤を飲んだのに。

診察の順番で呼ばれ、その旨を話したり検査した結果、その日から入院することになりました(´・ω::.

人生で初めての入院。

しかも癌

いつもならなんでもすぐにスマホで調べるくせに病院の先生に言われた「直腸癌で肝臓にも影があるよ」を元にステージ的なものや、どの程度の進行具合なのか、癌てどんな病気なのか?を調べる勇気は全くなく、涙がでてきました。

初めての入院、癌、手術、しばらくは絶飲絶食など不安だらけでした

腸閉塞を起こしていたので、チューブみたいのがお尻に差し込まれました。

担当が外科の先生に代わり、10日間絶食をして腸の中をキレイにしたら手術をして、一時的な人工肛門と鎖骨の下に抗がん剤点滴用のポートを入れるという説明を受けました。

人工肛門……まさか自分がそれになるなんて。

ショックでしたが一時的なもの。という事で仕方ないと思った様な気がしますが、それが後に自分でもびっくりすることになるんです(笑)